【悲報】リアディレイラープーリーをセラミックに交換!と思ったら…

数年乗っているクロスバイクのディレイラーを新調してから早数ヶ月。少し前からプーリーが「キュルキュル」とウルサイ。時々油をさしながら騙し騙し使ってきたが、そろそろ交換してみようと思い、いつもの如くヤフオクをあさる。

自転車のリアディレイラーカテゴリーで「プーリー」と検索。

とりあえず安い順に並べかえて模索する。

お!セラミックベアリングで2個セット1700円!しかも送料込み。

(私が買った時は1500円だったような)

見た目もカッコイイ!

そんなに高くないし、どうせならセラミックにしよう!

「ポチっとな」

悲劇のはじまりである。

ともかく純正プーリーを外す

プーリーの脱着はとても簡単。チェーンやディレイラー本体を外す必要は無く、プーリーの真ん中にあるボルト、計2本を外すだけである。

とっても汚い。メンテナンスしていないのがバレバレ(/ω\)

キャップの中にもゴミが入り込みゴリゴリ感満載。スムーズな回転には程遠い。

ちなみに、右がテンションで左がガイドプーリー。ロードバイク用「105」グレードに付いていたモノ。このグレード以下はボールベアリングではなく写真のようなブッシュタイプのベアリングらしい。

クロスバイクに105?と思う方もいるかもしれないが、ハンドル回りをロード用に交換しているのでまぁいっか的なノリで。ブレーキ含め特に問題は起きていない。

話がそれたが、これを上級グレードと同じボールベアリングタイプにするのだから期待大である。

しかし、よく見ると同じプーリー同士でもベアリングや歯の設計が少し違う。テンションプーリーに至っては回転方向まで決められている。ちゃんと計算されている証だろう。

シマノのこだわりを感じる。(片減りしただけ!?)

セラミックベアリングとご対面

次に、これが今回購入したセラミックプーリー。色はをチョイスした。テンションとガイドに区別は無い。

歯数は純正と同じ11t。ブランド名は「eta bike」と書いてある。AL-7075とは、調べたところアルミの種類で超々ジュラルミンとも呼ばれ、アルミの中で一番強いらしい(本当にAL-7075かどうかは疑問だが)。CNCは削り出しの意味であろう。

表のキャップを外せば、今回の主役であるセラミックベアリングとご対面。注油していないドライベアリングなのでとても回転が軽い。指ではじくとしばらく回り続け、当然ながらゴミだらけのベアリングとは雲泥の差である。

白いベアリングが「いかにも」な雰囲気をかもし出している。

が、キャップがあるとはいえ、オープンすぎるこのベアリング。さっきのゴミをみると大丈夫か?と不安に思う。

「白」の正体が判明

実は上の写真を撮る前、もう片方のプーリーに既に悲劇は起きていた。

デスクの上にこのプーリーを置いたままその横で私は、ハンダごてを手にとある電子工作をしていた。すると、ふと頭の中で言葉がよぎる。

(セラミックって熱に強ぇんだべな)

気がつくと、手に持っていたハンダごてはベアリングの中へと吸い込まれていた。

直後、衝撃が走る…

「溶けてんじゃねーか!!

是非画像クリックで拡大して見て頂きたい。これはまぎれもなくプラスチック。そう、私は騙されたのである。しかしながら中のボールはいくら熱してもビクともしない。

どうやらボールだけセラミック製のようだ。確かにオクの商品説明を読み返すと「セラミックベアリング」と書いてはいるものの、「フルセラミック」とは書いていない。知ってか知らずか、せこい出品者だ。完全にやられた。まさに安物買いの銭失いである。

ペンチでグニャリ

銭失いで済めばいいが、こんなへっぽこベアリングを自転車に使うなんて命さえも失いかねない。即処分。

ホントは悪い評価で皆さんに知らせたいところだが、報復されたら嫌なのでこのブログの公開をもって報復とする。

高いバルブキャップになってしまった。(おまけ)

アルミだけど、黒いからパっと見プラキャップとなんら変わらない。

これで十分!?

「安物買いの銭失い」の直後だけあって、安物は避けたいトコロだが、プーリーに諭吉さんクラスを出動させる事なんて私にはできない。そこでどうしても気になっていたのがスチールベアリングの存在だ。2個セット送料込み1,000円でおつりがくる…。

…「ポチっとな」

3日後に到着。迅速対応に感謝。今度は黒い本体に冴えそうなゴールドをチョイス。こちらもガイドとテンションの区別は無い。

こちらは正真正銘スチールベアリング。キャップに加え、シールドされているのでゴミの心配も少なそうだ。中にグリスが入っているせいか、アレの様に軽い回転とは言えないが滑らかさは手に伝わってくる。

「安いけど鉄だから丈夫!むしろ鉄だから安い!

と割り切ればコレで十分なのかもしれない。メンテを怠るナマケモノにはこっちの方が向いている!?

プーリーを取り付けよう

と言っても手順は簡単。取り外しの逆で、2本のボルトを止めるだけである。

ただし、チェーンの取り回し方に注意したいのと、ボルトに緩み止め(ロックタイト等)を塗っておいた方が安心だろう。

ディレイラーを微調整して作業終了。

キラ~ン(チェーンの汚れが…)

決して思い込みではない。確実に静かになり、特に高速域のスピード維持が楽になった(以前が悪すぎか)。変速性能も私の環境では悪化したようには感じない。むしろ良くなった気もする。(これは思い込みかもしれない)

実は同じベアリング

2つのベアリングを重ねてみた。

同じ大きさ。

こんなことも出来た。

最後に

ヤフオクで「セラミック プーリー」と検索すると今回のようなプラスチックであろうプーリーがズラーっと並ぶ。

これは裏側。茶色いリテーナーが特徴。

特に要注意なのは、どう見てもコレと同じベアリングを「フルセラミック」として出品している人も存在する事。また、「セラミック」と書いてはいるもののベアリングの写真を載せていない出品者にも要注意だ。購入前に必ず確認する事を強くオススメする。

全てが「安い=プラスチック」ではないかもしれないが、参考までにAmazonで「フルセラミックベアリング」を検索してみると、その大半が1個2,000円前後。安くても1,000円超。

つまり、11tプーリーで本当にフルセラミックなら1個2,000円前後~が妥当な価格ではないだろうか。それ以下ならプラスチックと疑った方がいいのかもしれない。

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