ダイソンDC34 バッテリーセルを交換してみた

購入してから2年ちょい、使用できる時間が少し短くなっていき、とうとう充電しても動かなくなってしまった。

そう、コードレス家電の宿命とも言えるバッテリーの「寿命」がとうとう我が家にもやってきてしまったのである。さてさてどうするか…

もちろん、当サイトを真似する際は自己責任でお願いします。

選択肢は2つ

大抵の場合、新しいバッテリーパックを購入するか、中の電池「セル」のみを交換するかの2つに分かれると思うのだが、バッテリーパックの購入には以下のようなデメリットがどうしてもつきまとう。

純正バッテリーが安全安心なのは誰しもが分かっている。しかし何と言っても値段が高い。(8,000円前後?)

そこで、容量もでかいのに半額以下が売りの「互換バッテリー」にどうしても目がいってしまうのだがそのほとんどが某大陸製。

「当たり」も中にはあるだろうが、数か月でダメになったら逆に高くつく上に、容量詐欺も平気で横行している。さらに某大陸製のリチウムイオン電池が爆発等のニュースをチラホラ見かけてしまうので、どうしても信用ができない。

ということでDIY好きな私としては、この際以前から一度やってみたかった「セル交換」に挑戦してみる事に。

まずはバッテリーの殻を割る

本体内側と充電口上のネジを外しバッテリーを外す。バッテリーが外れたら最初にして最大の難関「殻割」をしなければならない。

かなりしっかりと接着(溶着?)されているため、そう簡単には開いてくれない。中身を傷付けないよう、ヘラやマイナスドライバー等で慎重にこじ開けていく。

「セル交換なんてされてたまるか!」と言うダイソンの思いがひしひしと伝わってくるが、無視して作業を進めていこう。

中には18650規格の充電池が6本直列で並んでいる。つまり3.7V×6本で22.2Vと言うわけだ。ちなみに、充電式家電や電動工具のほとんどは、この様な規格モノの充電池が入っている。

見た目は悪くなってしまったが、中身が無事ならそれでオケ。

ホルダーから古い電池を外す

無事に殻割ができたら、次はダメになった電池を外さなければならない。

今回タブは再利用したいので、電池とタブのスポット溶接を細身のマイナスドライバー等でコツコツと叩き、根気よく外していく。スポット溶接は1か所に4つ、全部で48コだ。汗

予想外にタブがボロボロになってしまったが、仕方ない。後からラジオペンチで出来る限りもとに戻した。

裏面のスポンジを剥がし、横にスライドさせれば電池を抜くことができる。

写真では分からないが、うっすらと今はなき「SANYO」の打刻がみえた。容量まで確認はできなかったが、ココが値段の違いになるのだろう。(ケースには1300㎃と書いている)

新しい電池の溶接

今回新しく用意した電池はサムスン製の18650、大容量2.5Aだ。日本製程の安心感は無いが、日本の有名電動道具メーカーにも純正採用されるなど信頼性もまだ高い。6本で4000円超と、互換バッテリーと比べたら割高感は否めないが、逆に考えれば互換バッテリーは何故そんなに安くできるのか…怖くて充電しながら眠れない。

極性に気を付けながら新しい電池をホルダーに挿入したら、先程外したタブをスポット溶接していく。リチウムイオン電池に半田付はやめた方が身のためだ。

ちなみにコレは電池専用のスポット溶接機で、このために購入した。ヤフオクで送料含め16,000円程なり。どう考えても高い買い物だが、経験値ゲットとそのうち寿命を迎えるであろう我が家のバッテリー達を考えたら決して高くはないと思い、意を決してポチッた。

いざやってみると意外に難しい。思うようにくっついてくない。これは予想外。説明書に書いてある参考値よりもはるかに強い電流でやっと付けることができた。それなりに技術が必要なのかもしれない。

見事に復活

溶接ができたら、元通りに戻して作業は終了。見事に吸引力が復活した。ただしトラブルに備えバッテリーケースの再接着はしていない。接着しなくてもネジ&本体と嚙み合っているので外れる事はないだろう。

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