液晶割れ!Zenfone 5 ZE620KL LCDパネル交換に挑戦!

落としたスマホを拾い上げるとガラスが割れている。何とも言えないショッキングな瞬間。写真の保護フィルムはガラスが割れた後、指を保護するために張り替えたペラペラのプラスチックのフィルムなので、ヒビは全て本体のガラスが割れたヒビである。

しばらくの間はそれでも普通に使えていたのだが、ある日突然、縦筋横筋、謎の赤い線が現れまともにタップが反応しなくなると共に、とてつもないゴーストタップに襲われ、勝手に電話をかける等全く使えない状態に陥ってしまった。恐らくは細かいガラス片が液晶本体(右端中央部)にとどめを刺したと思われる。

上の写真は、本来であれば真ん中に白文字で「ASUS」と表示される起動画面なので、ダメージの深刻さが伺える。

当然の如くネットで交換方法を検索したが、当時「ZE620KL」の分解記事は全くヒットしない。唯一、とある修理業者さんのサイトで「背面から開ける」というヒントだけ頂いた。

ちなみに筆者はGoogle Nexusや、iPhone、iPad等でこの手の分解経験は数回あるのだが、全てネット情報の真似事に過ぎない。今回は本当に手探りの分解記事である為、液晶交換には関係ない部品まで多数外しているのでご了承の上読み進めて欲しい。

当然、この記事の真似をして、何がどうなっても筆者は責任を持てませんので悪しからず。

接着剤を暖める

データのバックアップ(これをするのも大変だった)をしたらシャットダウンして、オペ開始前のおまじない「接着剤を暖めて柔らかくする」


ドライヤーやヒートガンなど色々あるが、冬場だったためファンヒーターで暖めた。時々取り出しながら丁度いいころ合いを量る。

背面パネルを剥がす

ZE620KLは背面もガラスパネルなので吸盤が良く付いてくれる。とりあえず真ん中に隙間を開けピックを差し込む。

指紋センサーやカメラ等の配線がどこにあるかわからない&パネルを割らない様とにかく慎重に作業する。

徐々に範囲を広げていく。縦一面が剥がれたら反対の縦へ移動。

反対側の縦も剥がれて、無事貫通式が完了。ここまで来たらこっちのモン。縦面に配線ケーブルは確認できない。

たぶんケーブルは上側と予想して、剥がす範囲を下側へ移動した。下側にもケーブルは確認できない。

慎重にパネルを起こしていくと…ケーブル発見!指紋センサーの裏あたりに折り曲げて収納されている。さらに上側を剥がしていく。

カメラの配線が無いとも限らないのでココも慎重に。

パカッ!で、結局のところ中央部分に指紋センサーのケーブルがあるだけで、カメラは本体側についていた。しかしこのケーブル、黄丸部分がコネクターになっていないうえ、反対側は本体に潜っている為外すことができない。仕方ないので下へずらして次の工程へ。

黒いカバーを外す

とりあえず黄丸部分のネジを外してみる。が、イメージ通りにカバーが外れないので、端から少しずつ持ち上げていった。ここで指紋センサーケーブルのコネクターを発見したので迷わず外した。

これで作業がしやすくなった。コネクターはヘラでクイっと持ち上げてあげればかんたんに外れる。間違っても金属製のヘラは使わない様に。

新しい液晶を並べてみた。まだまだ液晶の配線は見えてこない。続けて黒いカバーをぐいぐい剥がしていく。どうやら両面テープでも付いている模様。さらに上部数か所に金属製の爪(何かの端子?)で本体と引っかかっているので慎重に外していく。

すると…

べローンと何かが剥がれている。

両面テープが剥がれたと思ったら、何かアンテナか配線らしきモノが見えている。しかしこれは見なかったことにして、剥がれたテープをそっと元に戻しておいた。

基盤を外す

とにかく見えているコネクター、ネジ、アンテナ線を全て外した。左端のサイドボタンのケーブルは左方向へ引き抜く。MBと書かれているケーブルの下にもネジが隠れている。そして、位置的に赤丸のコネクターが液晶で間違いなさそうだ。

基盤が外れた。インカメのコネクターは外す必要がなかったかもしれない。続いて下の基盤へ。

とにかく見えているネジを外していくと、カバーが外れる。上の基盤同様爪で引っかかっている。

そしてコネクター、ネジ、アンテナを外せば基盤が外れる。すると、新しい液晶と、穴から覗くケーブルの形が一致している。液晶ケーブルで間違いない。

割れた液晶を外す


恐れるものなど何も無い。とにかく外す。かなり細かなガラス片が飛び散る為ビニール袋をかぶせて作業した。

残念、ケーブルはバッテリーの下を通っている。ここでケーブルをハサミでちょん切って割れた液晶はサヨウナラ。

バッテリーを外す

バッテリーに付いている黒いテープを引っ張り上げればバッテリーが簡単に外れた。

これで液晶ケーブルが完全に姿を現したので、新しい液晶と交換し、逆の手順で元通りに組んでけば完成!

起動確認

外した部品を全て元通りに組み立てたら、パネル接着前にアンドロイドの起動を確認する。

ドキドキ…

ドキドキ… 

Congratulation!! 

無事起動し、液晶表示、タッチ操作等異常の無い事を確認。

パネルの接着

今回、背面パネルはまた開けるかもしれないのと、ケースに入れて使用する為そんなに強い接着力は必要ない。なので細く切った両面テープで接着した。

液晶パネルの接着には「B7000」と言うエポキシ系接着剤を使用した。細いノズルでとても使いやすい。修理のプロも使用しているらしい。

次に液晶パネルを外すのは「割れたとき」

つまり、接着力が強くてもなんら問題ない。

最後に

今回は何もわからない状態だったので、見えていいる部品をとりあえず外していったが、液晶パネルやバッテリーの交換であれば基盤は外さなくてもよさそうだった。自力修理を考えている方は是非参考にして欲しい。

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